いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

新興国長期投資は微妙

新興国株はボラリティが高く、長期投資にはあまり向きません。
ボラリティが高い=年率リターンが下がるからです。

これはどういうことかというと平均リターンが5%でも、ボラリティの違いで数年後の資産額は大きく変動するからです。
例えば元本1万円を運用していると仮定します。

0年目1年目2年目平均リターントータルリターン(年率)
A1000010500110255%5%
B1000011000100455%2.2%

Bは長期投資には向きませんが、短期的にはA以上のリターンが得られる事があります。
新興国株はBの性質に近く、米国株はAの性質に近いです。
あらかじめ割合を決めておいて、リバランスしながら長期で持てば、
それなりに儲かるのではないかと考えました。
バランスにより利益確定、安値仕込みが機械的にできるからです。

VTI:100%
EEM:100%
VTI:EEM = 7:3

で検証してみました。

年始に投資し、その際、割合が5%以上崩れていたらリバランスをします。
1回の投資金額は10000$とします。
売却時の税金は考慮しません。
検証期間は2006~2017年です。

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トータルリターン
VTI:+93%
VTI_EEM_リバランス:73%
EEM:+25%

バランスの手間の割りに、VTI1本に負けてしまいました・・・。
ところどころ、VTIに勝っている年もありますが。
短期的に儲けるなら新興国ETFは大いにありですが、コアホールドにはしない方が良さそうです。
少なくともここ10年間は。

ちなみに15年だとどうなるでしょうか。EEMのデータが無いので指数そのもので計算しています。
VTI→S&P500 EEM→MSCIエマージングです。

f:id:takeboww:20170606211825p:plain

S&P500:+119%
S&P500:MSCIエマージング_7_3:+128%
S&P500:MSCIエマージング_1_1:+115%
MSCIエマージング:92%

バランスした方がわずかに良いようです。
でも、手間の割に微妙です。



結論
米国株の安定感が凄すぎて、長期で新興国ETFを持っておくメリットが感じられない。
コアホールドは米国インデックスのみとし、新興国株はチャートが崩れたら現金化する方がよい。