いい男の株式投資やらないか

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20代からの資産形成術シリーズ①~なぜ、貯蓄ではなく投資なのか~

この記事の結論:株式投資を始めて、インフレに備えよう

※このシリーズは今から投資を始める20代向けに書きます。

日本では投資は胡散臭いもの、ギャンブルと思われていますが、
それは日本だけで、米国、英国などの金融先進国では資産形成の手段の1つです。
正しいやり方を行えば、ゆっくりですが、着実に資産を増やせます。
日本が現在おかれている状況から、なぜ、貯蓄ではなく、投資なのか?を説明したいと思います。

◇中央銀行の役割を知ろう

中央銀行が目指している事は、インフレ率を制御する事です。

緩やかなインフレは経済を促進させると言われています。

例えば、インフレ率が2%とします。
200万円で買えた車は次の年には204万円になっています。

値上がりすると分かっていれば、人々は値上がりする前に物を買おうとします。
人々がお金を積極的に使うようになると、景気が良くなります。
なぜなら、誰かの支出は誰かの収入だからです。
また、将来に楽観的になり、借金して物を買う人も出てきます。
企業も借金して設備投資をし、需要の増加に備えます。
企業の売上が伸びれば、賃金が上昇します。
上昇した賃金で、人々は消費を増やします。
このようにわずかなインフレが経済を加速させるのです。

一方で、物がどんどん売れると、企業側もどんどん値上げします。
値上げしても売れるからです。
ここに落とし穴があり、賃金の上昇ペースよりも、値上げペースが早くなると人々の生活は相対的に貧しくなります。
中央銀行はそのような事態にならないために、金利を上げます。
金利が上がると、借金の返済が苦しくなります。
人々は借金の返済を優先し、消費を抑えます。
消費が落ち込むと、物が売れなくなるため、企業も値上げができなくなり、結果としてインフレ率が抑えられます。

人々が倹約に努めるようになると景気が悪くなります。
なぜなら、誰かの支出は誰かの収入だからです。
この状態を放置すると、どんどん不景気になります。
企業は儲からないのでリストラを行い、町には失業者があふれてしまいます。
中央銀行はそうならないように、金利を下げます。
金利が下がると、借金の返済が楽になり、人々は倹約を止め、再び消費を行うようになります。

中央銀行は金利を操作する事で、インフレ率をコントロールし、
経済が持続的に成長できるようにする役割を持っているのです

◇デフレ脱却を目指す日本だが・・・

アベノミクスは2012年から始まりました。
アベノミクスはリフレ政策=わざと、インフレを起こす政策です。

アベノミクスは大規模金融緩和により大量の紙幣を刷り、国債を大量に買う事で、
市場に出回るお金の量を増やし、金利を下げ、投資を促進し、需要を刺激する事にあります。
インフレが進めば、円安ドル高となり、輸出企業を中心に業績が伸び、賃金が上昇します。

アベノミクスは、わざとインフレを起こす事で、停滞した日本経済を再び上向かせるのが狙いです。

問題はインフレを起こした後、行き過ぎたインフレを抑える事ができるか?

ですが、日本はインフレを抑えるカードを切る事ができません。

◇醜悪な日本政府の財政状況
日本政府の借金=国債残高は約800兆円にのぼります。
日本のGDP(経済の大きさ)の約2.7倍にあたります。
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一方で、税収は57兆円ほどしかありませんが、利息の支払いは9兆円にもなります。

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毎年35兆円の赤字国債を発行しています。今、長期金利は0%なので、新しく発行する国債に利子はありません。
しかし、金利が1%上がると、新たな利払いが3500億円増えてしまいます。

政府の財政状況を踏まえると、インフレが加速しても、日銀は金利を上げない可能性が高いです。
つまり、いざ、インフレが発生した時、日本政府および日銀は放置する可能性が高いのです。

◇インフレには預金の金利が対応するのがセオリーだが・・・
例えば、200万円で買えた物が来年には204万円になると判っているとします。
預金の金利が0%で、人々は銀行にお金を預けるでしょうか?
預けません。なぜなら、実質的には損する事がわかっているから。
なので、銀行は利息を2%つけます。
こうすることで、200万円の貯金は、利息がついて、1年後には204万円になり、
預金をしていても損しないようになるのです。

ところで、銀行はどのようにしてお金を稼いでいるのでしょうか?
利ざやです。
預金者からお金を集めて、また別の誰かに貸すことで儲けています。
預金の金利が2%だとすると、誰かに貸す時は2%以上の金利をつけます。仮に4%とします。
4% - 2% = 2%が銀行の売上となります。

この貸し出し金利は何で決まるかと言うと、長期金利、10年ものの国債の金利で決まります。
銀行は長期金利よりわずかに高い金利で人々、あるいは、企業にお金を貸します。

もし、インフレが起きても金利が上がらなかったらどうなるでしょう。
銀行は預金の金利を上げたいところですが、できません。
なぜなら、長期金利が低いままなので、貸し出し金利も上げれないので、預金の金利を上げれば赤字になるからです。

つまり、

預金だけで投資をしない=インフレによる資産の目減りを放置

なのです。

◇どうやったらインフレに勝てるのか?

その答えを示したのが、以下のグラフです。
グラフはアメリカのものですが、アメリカに限らず他の国でも成立する事が研究でわかっています。

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上のグラフを見ると、インフレに勝つために最も有効な手段は

株式投資

だとわかります。

結論:株式投資を始めて、インフレに備えよう