いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

新興国株投資で気をつけたい事とBRICS経済状況

◇新興国株は何故嫌われるか

リスクが高いからです。
米国株の1.5倍のボラリティがあります。
しかし、ハイリスクはハイリターンの裏返しです。
リスクを避けつつ、新興国株のリターンを得る方法は無いのでしょうか?
マーケットハックを読みあさり、見つけました。

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◇ポイント

・貿易収支
・外貨準備高
・インフレ
・政策金利の方向性

この4つです。マーケットハック広瀬氏の新興国カテゴリー記事を三周して感じたのは、ほとんどこの4つで判断しているという事でした。

4つは関連します。
貿易収支の悪化→外貨準備高の減少→通貨不安による資本逃避→通貨切り下げによるインフレ進行→利上げ

新興国株は、貿易収支の悪化→外貨準備高の減少あたりで利益確定できれば、成功と言えそうです。

◇現在の状況

新興国の代表はBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)です。BRICSに不穏な気配はありません。

貿易収支外貨準備高インフレ率政策金利
ブラジル黒字輸入24か月分2.46% 鈍化8.25% 利下げ中
ロシア黒字輸入17か月分3.00% 鈍化8.25% 利下げ中
インド赤字輸入12か月分3.36% やや鈍化6.00% 利下げ中
中国黒字輸入24か月分1.80% 安定4.35% 様子見
南アフリカ黒字輸入6か月分4.80% 鈍化6.50% 利下げ中

広瀬氏によると、外貨準備高は輸入6ヶ月分以上あれば良いそうです。
どの国も外貨準備高は十分です。通貨切り下げに合うことはありません。インフレ率は低下傾向にあり、利上げの心配もありません。どの国も利下げを行っています。そして、利下げは株式に追い風です。

◇懸念事項

中国の住宅バブル崩壊でしょう。

中国の住宅バブルがいずれ崩壊するのは世界中の投資家が知っています

問題は、いつなのか?ソフトランディングなのか、ハードランディングなのかです。

住宅バブル崩壊にあってきた、日本、アイルランド、スペインと中国が決定的に違うのは、独裁政権だという事です。それは対応スピードが普通の民主主義国家より早いし、倫理的に許されない事もやれるを意味します。
故にソフトランディングになると思います。

◇今後の展望

新興国株の方がEPS成長率は高いです。
しかし、PERは一定のレンジにおさまると思います。
中国の住宅バブル崩壊疑念で、PERが低く保たれるからです。
とは言っても、EPS成長率はS&P500よりも大きいため、株価の上昇もその分、早いでしょう。
欧米の低金利に支えられながらも、中国の住宅バブル崩壊懸念で抑えられる。
EPS成長分だけ上昇し、バブル気味な急上昇は無いと思います。
現在、新興国株投資のリスクは小さく、買い時です。