いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

全米株式インデックスファンドを斬る②

◇勉強不足を猛省

コメントを頂いておりましたが、自分の勉強不足で即答出来ませんでした。
ソースは証券会社のETFコラムです。
アメリカでは投資信託内部の売買手数料および税金の負担を嫌い、ETFにどんどん資金が流れているという内容でした。
半年くらい前だったので、どこの証券会社かまでは覚えていません。すみません。

法人も譲渡益、配当に税金がかかります。

しかし、法人税は最終的な利益にかかる税金です。解約に伴う資金流出を経費として差し引く事で、譲渡益はかからないと思われます。
配当課税も経費と損益通算する事で低く抑える事が可能でしょう。
個人投資家よりかなり低い税負担になると思います。

拠って、隠れコストは主に売買手数料になります。
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で、結局どっちが得なの?
が一番知りたいことです。

◇結論

VTI
NISA口座:VTI

特定口座:全米株式インデックスファンド

(ただし、ファンドが分配金を出さない場合)

理由を説明します。

「全米株式インデックスファンドの実質コストがいくらなのか」で決まります。

国内で一番資産規模が大きいインデックスファンドで、0.1%くらいの別コストが発生します。資産規模が小さいともう少し多くかかります。
資金流入が流出より多ければ、ファンド内で株を売る必要がありませんので、今のように資金流入が多い局面では買付手数料が主なコストです。

楽天の場合、資産規模は少ないですが、VTIを買うだけと管理が楽です。
実質コストは資産規模の大きい国内ファンドと同程度と思われます。

なので、実質コストは0.26%ほどでしょう。これに米国での配当課税10%を足したのがコストです。
配当利回り3%なら、0.3%、2%なら0.2%です。今は配当利回りが0.2%です。
よって、楽天全米株式インデックスファンドは0.46%がコストです。

個人投資家に発生するコストは、信託報酬0.04%と配当課税です。
国内の配当課税は約20%です。
配当3%なら、0.6%、2%なら、0.4%です。
今は配当2%なので、そちらで計算します。

まとめると、VTI保有時のコストは

NISA:0.04%
特定口座:0.44%

全米株式インデックスファンド:0.46%(推定)

となるので、NISAで買うなら、VTI。特定口座なら全米株式インデックスファンドとなります。

ということでVTIを直接買ったほうが有利です。

◇今はボラが低いので、実質コストは小さいが

今はボラリティが低いです。資金流入〉流出であるため、投資信託内部の売買も抑えることができます。

しかし、トランプ大統領当選時にニッセイがやらかしたように、ボラリティが高くなると、トラッキングエラーや実質コストが大きくなります。
指数追従のための売買が多くなり、手数料が嵩むからです。
ファンドマネージャー、システムの差が出る部分です。
このあたりを完全に信用できないならETFだし、取るに足らない事だと思うならインデックスファンドです。

◇まとめ

もう一度まとめると、

投資信託内部には信託報酬以外のコストが発生する。
それは資金流出入に伴う売買手数料、および税金。
税金の影響はほとんどなく、売買手数料が主な隠れコスト。
日本での税金の影響はほとんどなく、売買手数料が主な隠れコスト。
一方で個人投資家は法人のように税金を低く抑えることができない分、配当課税で不利になる。

それを踏まえると最適解は以下。

VTI直接保有

NISA:VTI
課税口座:楽天全米株式インデックス

ただし、楽天全米株式インデックスファンドが分配金無しの場合に限る

注意点としては、低ボラリティのおかげで投資信託のトラッキングエラーは小さくできているが、ボラリティが高くなると、トラッキングエラーは大きくなると思われる。
気になる人は、ETFの方が良い。

※現地での配当課税の影響を考慮していませんでしたの反映しました。
VTIの配当にかかる米国での税金は取り戻せる前提での比較となります。