いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

楽天全米株式インデックスに駆逐されるファンド達

◇ノーロード投信は優秀だが

ノーロード投信は優秀です。
日本のように配当課税の税率が高い国では法人のメリットが冴えます。しかし、普通のインデックスファンドのコストダウンはほぼ限界に近く、これ以上は望めないでしょう。
一方で、ETFはまだコストダウンの余地があります。
楽天全米株式インデックスファンドのようにETFのコストダウンにただ乗りできるファンドは強いですが、そうではない普通のインデックスファンドは厳しい戦いを強いられると思います。
特にS&P500のインデックスファンドは。(ifreeは資産規模が小さいので、実質コストが大きいです。個人投資家の配当課税を考慮したコストと同等かもしくは負けているでしょう)

◇ETFのコストはいずれゼロになる

コストゼロへの秘策は貸し株です。

機関投資家はETFと構成銘柄を交換できます。これが、ETFが低コストを実現できている理由でもありました。
交換に応じることが出来る=ETFの販売会社は大量の個別株を持っている
が成り立ちます。

そして、貸株を行うと金利収入が入ります。既にコストは0.04%です。持ち株の10%を金利1%で貸せれば、0.1%です。ETFのコストをゼロにしても金利収入で成り立ってしまうのです。

◇ifreeのS&P500は厳しい戦いを強いられる

一番、厳しいのはS&P500のインデックスファンドです。ETFコストゼロの扉を真っ先に開くのはIVV、VOO、そして、VTIで間違いありません

ifreeは少ない資産規模で指数に追従するため、先物を使っています。これはコストがかかります。
また、指数が500銘柄と多く、資産規模も小さいため、一回あたりの売買手数料の割合が大きくなりがちです。
構成銘柄第一位はブラックロックのIVVです。いっそ、ファンズオブファンズにして、信託報酬を控えめに設定する楽天方式の方が良かったでしょう。

◇楽天全米株式インデックスファンドの設計はほぼ完璧

楽天全米株式インデックスファンドは非常によく考えられたファンドです。
f:id:takeboww:20171012230236p:plain
日本で投信を作る場合、ファンド規模が小さく、実質コストが高くなりがちでした。
楽天全米株式の場合、VTIしか買わないので、売買手数料、管理費も極小です。
アメリカオンリーのファンドはありますが、NYダウは分散性がイマイチですし、配当貴族はコストが高いです。そして、アメリカはアクティブ運用が勝てない市場です。
このファンドに勝てる投信はもう出ないでしょう。
それくらいファンドとしての設計が完璧で文句を付けようがないのです。
強いて挙げるなら「信託報酬、もっと安くできるだろ」くらいです。

ファンズオブファンズの欠点はETFのコストが乗るので、普通のインデックスファンドより割高になることです。
しかし、ETFのコストがゼロになるのなら欠点はなくなります

コストで勝てる唯一の方法が、米国ETFを直接保有というのが、他のファンドにとって死刑宣告に等しいです。