いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

楽天・新興国株式インデックスファンドを斬る

◇最強の新興国インデックスファンド

VWO相当の新興国インデックスファンドが出ました。これは朗報です。新興国インデックスファンドは実質コストが高く、1%近いものもあります。手数料が嵩むのが原因です。新興国市場はアクセスが悪く、手数料が割高です。
しかし、楽天のファンドはVWOをNYで買い付けます。売買手数料は安くなると思います。インデックスファンドの宿命、トラッキングエラーも中身がETFなので、ほとんど気にしなくて良いです。
実質コスト最安、トラッキングエラーほぼ無しという、最強の新興国株式インデックスファンドです。

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※参考実質コストの比較

ファンド名実質コスト
たわらノーロード新興国株式インデックスファンド0.469%
eMAXIS slim新興国株式インデックスファンド0.5482%(推定)※1
楽天・新興国株式インデックスファンド0.35%(推定)※2

※1.eMAXIS slimシリーズの実質コストはまだ出ていない。eMAXIS新興国インデックスファンドの実質コストより算出した推定値
※2.信託報酬+0.1%を実質コストとした

◇指数が他のファンドと異なる

このファンドは他の新興国インデックスファンドと異なる点があります。
それは指数が違う事です。
新興国インデックスファンドはMSCIエマージング指数が一般的です。
一方で、楽天新興国インデックスファンドはFTSEエマージング指数です。
FTSEには韓国が含まれません。
韓国の有無が大きな違いです。

MSCIエマージング指数とFTSEエマージング指数のパフォーマンスを比較します。
引用元はマイインデックスです。

比較年数によって異なりますが、FTSEエマージング指数の方が僅かにリターンが良いです。

MSCIエマージング
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FTSEエマージング
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◇新興国株式クラスの投信はトラッキングエラーが無視できない

新興国株式クラスの投信はトラッキングエラーが無視できません。
新興国通貨は為替変動が大きいです。また、株式市場も器が小さくボラリティが大きいです。
市場規模が大きく、ボラリティが小さければ、小さいほど、トラッキングエラーは小さくなります。
指数についていくのが簡単だからです。

気になるトラッキングエラーは以下の通りです。

ファンド名トラッキングエラー
たわらノーロード新興国株式インデックスファンド-2.0%
eMAXIS slim新興国株式インデックスファンド-0.7%※3

※3 eMAXISは配当を含まない指数に連動する。
配当分必ずアウトパフォームするので、その影響を除いたトラッキングエラーを算出

MSCIエマージング指数とFTSEエマージング指数の長期リターンの差は年率1%未満です。
過去の実績を見る限り、韓国の有無よりも、トラッキングエラーの影響の方が大きいと言えます。

◇総評

投信なら、楽天・新興国株式インデックスファンド一択です。

  • ETFは仕組み上、トラッキングエラーが起きない。
  • ETFのボラリティは個別株に比べて小さいため、投信内部のトラッキングエラーも起き難い。
  • 長期的には韓国の有無よりも、トラッキングエラーの大きさの方が効いてくる

というのがその理由です。

韓国に投資をしたい人は、MSCIエマージング指数相当のETFに投資をした方が良いです。

おすすめは、IEMG(経費率0.14%)です。

いよいよ、楽天×バンガードの攻勢が本格化してきました。
他の投信はこの先、生き残る事ができるのか?