いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

ホームランとヒットと投資

◇ヒット狙いとは?

ヒット狙いの投資。ヒット狙いのバッティング。
どちらの言葉もよく誤解されます。

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打撃と投資はよく似てます。
深堀してみます。

◇自分に向かない事をすると、オッズが下がる

イチロー選手がオールスターでMVPを取った後のインタビューで、次のように述べました。

2割2分で良いなら、40本打てると言っておきましょう。でも、誰もそんな僕を見たくないでしょ?


イチロー選手は3割を余裕で越えるアベレージを残す打者です。2割2分は相当アベレージ(オッズ)が落ちます。

イチロー選手にとって、ホームラン狙いのバッティングは向いていないスタイルなんです。

イチロー選手は打った後、「あ、これはホームランなる」と思ったことは無いそうです。
逆に言えば、ホームランは狙って打っています。
イチロー選手がホームランを打った時、相手投手はマックス150キロ前後で球速が速くなく、コントロールが良い投手が多いです。
イチロー選手はMLBのホームラン打者に比べるとパワーが落ちます。
誰からでもホームランが打てる打者ではないので、相手を選んでるんです。だから、全てホームラン狙いで打席に立つと、確率が落ちるんです。

自分に向かない事をすれば、オッズが下がるし、誰も求めてない。
彼が一流なのは、それを理解しているからなんです。

◇なぜ、バフェットがヒット狙いしろと言うのか?

ホームランを打つために必要な事は、120m飛ばすパワーと打球に角度をつける能力です。
120m飛ばすパワーがないのに打球に角度をつければ、外野フライになります。

バフェットの言葉を乱暴に言えば、「120m飛ばすパワーが無いお前らが、打球に角度をつけようとするんじゃない。ラインドライブのセンター前ヒットで我慢しておけ!」
となるんですね。

ホームラン打者ならホームランの打ち損ないがヒットになることもありますが、それは超一流の打者だけです。

一軍(市場)に残りたければ、ホームランは忘れろ!お前らは4番打者じゃないから、勘違いするな!

と言う事です。

それを反感を持たれないように丁寧に言うと、「ホームランは必要ありません。ヒット狙いで良いです。」

になるんですね。

◇ヒットで我慢する投資とは?

昔、落合はホームランを狙わなければ、4割打てると言ってました。

打球に角度を付けるなんて余計な事を考えずに、ただ芯を捉える事だけを考える。確実性の高いバッティングです。

余計な事とは、個別株投資の事です。

バフェットは「個人投資家にはオーバーフェンスさせるだけのパワーは無い。打球に角度を付けるなんて余計な事(個別株投資)はせず、芯で捉える事(インデックス投資)だけを考えた確実性の高い打撃に徹しろ。」

とひたすら言ってるんです。
バリューだろうが、グロースだろうが、バフェットには、「非力な打者が角度を付けようとする行為」に見えるんでしょうね。


P.S
イチローはヒット狙いですが、投資に例えると、コンスタントに勝ちを重ねるトレーダーです。
後日、記事を書いてみます。
また、ヒット狙いというのは非常に誤解を生む表現です。投資でも打撃でも。合わせて記事にしてみます。