いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

21世紀型教育資金の作り方。学資保険は時代遅れ。

同期が教育資金をどのように作るか悩んでいるみたいだ。
俺の考えをまとめてみる。

俺が提案する手法は、それなりに安定した職業の人向けだ。

公務員、体力の有る大手企業のサラリーマンなどだ。

そういう前提の下、読んでみて欲しい。

◇保険と資金作りは分けて考える。

保険と資金作りは分けて考えた方がよい。
これは学資保険に限った話ではない。

保険商品というものは複雑になればなるほど、
コストが高くなり、保険会社の取り分が多くなる。

まず、欲しい機能を分けて考えよう。

◇保険部分について考える。

学資保険の保険機能は何のためにあるのだろうか?
自身が死亡した時に、子どもに学資を残すためだ。

大きな学資が必要なのは大学だから、大学に絞ってみる。

国立大学の入学金と学費は以下の通りだ。

入学金:30万円
学費:56万円/年

だいたい300万円くらいあれば、学費は賄える。

価格.comで生命保険を調べてみた。(見づらいサイトだな・・・。)
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30歳なら月々700円で、500万円の生命保険に入れる。

学資保険も見てみる。
返戻率:105%という表示をされる事が多い。

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保険会社が元本以上のお金を約束できるのは運用しているからだ
大手保険会社の運用利率を調べた事が有る。
年率2.3%だ。

紹介した画像の例だと、11年間で払い込みを完了させ、それ以降保険料を払う必要が無い。
年率2.3%という数字から逆算すると、保険会社が運用に回しているお金は月:10500円だ

14,354円 - 10,500円 = 3,854円

月3,854円も払って、200万円の生命保険を得る。

月700円払えば、500万円の生命保険を得られるのに。

馬鹿みたいだろう。

学資保険は保険としてもダメなんだ。

自身の死亡に備える場合、価格.comで調べて、割安な保険を選びたい。
福利厚生が充実している企業ならグループ保険がある。
契約も1年更新だし、そっちの方が都合が良いだろう。

◇保険料を安くする裏技

保険料を安くする裏技が有る。
それが財形貯蓄だ。
財形貯蓄は銀行が用意しているものと、保険会社が用意しているものがある。
保険会社が用意しているものは、積立金の5倍の死亡保障がつく。

つまり、60万円分の財形を貯めてしまえば、学資保険の保険機能は不要になる。
しかも、それ以降、積み立てる必要が無い。
(規則によっては1,000円程度の継続積み立てが必要になるケースがある)
利息をもらいながら、300万円の保険が得られる。

ボーナス払いで15万円積み立てれば、2年で60万円貯まる。
それ以降、保険料は発生せず、利息をもらえる
しかも、保険が不要になったら、積み立てたお金は全て戻せる。

福利厚生で財形貯蓄がある場合、学資相当の民間生命保険に入る必要が無い。

財形貯蓄で全て解決だ。

◇運用部分はこうしろ

保険は解決した。
でも

「どうやって増やすの?」

という疑問が残っている。

答えを言う。

ジュニアNISAかつみたてNISAで投資信託を積み立てるんだ。

投資期間によって選択肢が異なる。

投資期間15年以上:楽天・全世界株式インデックスファンド

投資期間7年以上:たわらノーロード8資産バランスファンド

色々あるかもしれないが、リバランスの手間を省くため、ファンドは1本に絞った。

投資期間によって選択が異なる。

15年以上あれば、株式100%で良い。
株式の期待リターンは5%~7%だ。

期待リターン5%で、月8,600円の積立を18年間続ければ、300万円になる。

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積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

一時的に暴落しても回復が待てるため、リターン重視で良い。

投資期間が15年未満の人は、リスクを抑えることも考えて、バランスファンドにした。
ミドルリスク・ミドルリターンのイメージだ。

7年未満の人は既に準備されてるだろう。
10年前なら、利率が2%を超える学資保険もあったはずで、
運用による元本割れを恐れるなら、そちらをホールドした方が良い。

◇運用に失敗したら

それでも心配な人がいるだろう。

奥の手が有る。

教育ローンだ。

教育ローンの金利は安い。
2%未満だ。

運用失敗のケースは「景気が悪くて、株式のリターンが振るわない時」だ。
その時は、教育ローンの金利もものすごく低いはずだ
1%とか2%だ。

株式投資は年率5%程度のリターンが期待できる。
教育ローンでしのぎ、株価が回復したら、ローンを返せばよい。

「今は低金利だけど、借りる時に高金利になっていたら?」

と心配な人がいるだろう。

心配不要だ。

高金利という事は景気が良いという事だ。
長期金利というのは経済成長率と相関が有る。

今の日本の経済成長率は1%そこそこだ。

3%、4%という金利なら、日本の成長率も3%、4%という水準になってるだろう。
もちろん、とても景気が強い局面だ。
世界的にも景気が強いだろう。

俺の勧めたファンドに積立していたら、ちゃんと利益が出ているはずだ。

教育ローンは不要のはずだ。

◇まとめ

学資保険は不要な事が分かっただろう。
保険は格安で済ませる方法がある。
運用方法もある。
運用に失敗した時の逃げ道もある。

年金の場合、大失敗したら取り戻せないが、
教育資金の場合、教育ローンという退路が確保されている。

給与収入が見込めるため、ローンを組む事ができるんだ。
失敗しても何とかなる。

21世紀型の教育資金の作り方は

ジュニアNISA×投資信託

または

つみたてNISA×投資信託

だ。

◇おまけ

今の20代、30代が学資の作り方について、親に相談した場合、必ず学資保険を勧められる
それは親が学資保険で良い思いをしているからだ。

バブル期は定期預金の金利が7%程度あった。
学資保険も利率が6%とか7%のレベルだ。

金利が6%なら、12年預けると2倍になる。

株式の期待リターンが5%~7%だ。

自分で株式投資をしなくても、保険会社が、株式投資で平均点を取り続けたくらいの水準を約束してくれる

バブル崩壊前後の学資保険は神商品だったんだ。

親が勧めて来るのは当然だとわかるだろう。

しかし、今は違う。

超低金利で、学資保険の利率は0.6%程度だ。
財形貯蓄より低い利率の学資保険は存在価値が無い。

時代は変わったんだから、準備方法を変えるのは当然だ。