いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

米国株ブログは本当に○○○○が上手い

◇思考停止して読むと食われるぞ

米国株ブログの方々は印象操作が本当に上手い。
きっと仕事でも優秀なのだろう。
プレゼンを通す時に大事なのは印象操作だからだ。(これはマジだ)
俺も仕事のスキルの一環として、学ぶところが多いと思っている。

彼らと反対意見の記事を今後も上げさせてもらう。
俺はアウトローだ。
150km/hの速球はいらん。アウトローに140km/hを投げ続けた方が良いんだ。

◇米国株優位印象操作の典型

例えば、米国株の優位性を押すとき、日経平均のチャートとNYダウのチャートを巧みに使う。

1970年以降のリターン
日経平均:2358円→22,500円(+858%)
ダウ平均:800ドル→23,500ドル(+2837%)

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凄い差に見えるが、円建だとそうでもない。

1970年以降の円建リターン
日経平均:2,358円→22,500円(+858%)
ダウ平均:288,000円→2,632,000円(+813%)

為替は1ドル=360円から、112円程度になっている。

アメリカのインフレ率のほうが高かっただけだ。
実質リターンを見る場合、同じ通貨で比べる必要がある。
インフレ込みの実質リターンはほぼ同じだ。

アメリカ株のリターンがすこぶる悪かったベトナム戦争前後について言及してくれる人も少ない。
米国株投資も完璧ではない事は知っておいた方が良いのだが、ランキング上位のブロガーは決して述べてくれない。

都合の良いところだけを切り取るのが本当に上手い。

◇高配当株戦略の絶対性の印象操作

米国株優位の印象操作はまだマシだ。
こっちはもっと悪質だ。
高配当株投資の絶対性を述べるときに使う手法を述べる。

株式投資のリターンの97%が配当再投資

すごいですね。
配当再投資しましょう。
配当貴族は連続増配銘柄です。
配当が右肩上がりに増え続けるんです。
株式の価値とは配当なんです。

200年もの投資期間があればの話だ。

明治時代から株式投資を始めたらだ。
23世紀まで生きるのならという話だ。

現実的な投資期間に絞ると、キャピタルゲインの影響は約半分だ。
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キャピタルは無視できない。

株式投資の未来の副題を思い出してみよう。

「永続する会社が本当の利益をもたらす」

と書いている。

永続する会社とは永続して利益を出せる会社だ。

長期投資で重要な事も述べられている。

「業績の成長が市場の期待を上回るかどうか」

二つの文章に高配当というセンテンスは無い。

シーゲル教授の高配当戦略、セクター戦略、バリュー戦略は
統計的事実に基づく割安株スクリーニング手法であり、
今後もそのスクリーニング手法が上手く行く保証はない。

本当に印象操作が上手い。

◇思考停止は凍死家への第一歩

思考停止は良くない。
思考停止すると、簡単に印象操作に引っかかる。

未来の自分から必ず咎められる。

なぜ、もっと考えなかったのだと。

配当貴族・配当王に投資して、思考停止しておけば問題ない。

そんなのは幻想だ。

俺は非常に後悔している。

思考停止して、高配当株からしか銘柄選択をしなかった事を。
配当貴族という肩書きと、配当利回りだけで株を買った事を。

仕事上、半導体セクターの有利な情報が手に入るのに、
早い段階で、tsmc、マイクロン、サムスン電子、SK-hynixに投資しなかった事を。

とにかく、思考停止は良くない。
本当に良くない。

もし、思考停止した投資がしたい場合はVTだけを買うんだ。

思考停止した投資家が買っても問題ない商品がVTだ。

それ以外の選択をする場合、少しは頭を働かせて投資をしなければならない。

頭の回転を止めれば、配当貴族というマジックワードをシャワーのように浴び、
日経平均のだだ下がりチャートと、非米国のここ10年の散々なチャートを見せられ、
米国の配当貴族への投資が唯一の正解だと洗脳されてしまう。

この文章を見た一人でも多くの人が、思考停止状態から脱出することを願っている。