いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

エンジニアの話。

◇素晴らしい製品は引き算の発想で作られる

世の中を変えるような素晴らしいものは引き算の発想で作られる。

人間というのは目立ちたがり屋だ。

製品を売っているのにもかかわらず、余計な技術を入れたがる。
ダメな製品というのはすべからく足し算の発想で作られている。

あれもこれもと足している。

例えば、典型的なダメ家電を出す事に定評の有る日本企業は、
洗濯機にクラウド機能をつけて遠隔操作できるようにしたりしていた。

アホすぎる。

日本企業は昔からダメだった訳ではないのだが、どうしてこうなった。

引き算の発想が如何に大事か例を出してみる。

◇ゼロ戦

日本が誇る最高の工業製品だと思っている

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この戦闘機は徹底した引き算の発想で設計されている。
ゼロ戦の登場が大艦巨砲主義を終焉させたと言っても過言ではない。

軍からの要求事項はかなり厳しかった

①速力
②火力
③航続可能距離

全て当時の常識からかけ離れた要求だった。

今でこそ、日本は内燃機関の技術力がそこそこある。
しかし、当時はダメダメだった。

ダメなエンジンで速力を出すためには、軽量化するしかない。

設計者は防御力を捨てて、徹底的に軽量化を図った。

紙防御だが。

「当たらなければどうってことはない」

という発想で作られている。

機動力が高く、火力も高い。

「ゼロとはドッグファイトをするな」

とアメリカ軍も通達されていた。
ドッグファイトすると負けるからだ。

連合国の航続距離が800kmの時代、ゼロ戦の航続可能距離は2000kmを越えていた。

遠くの基地から大編隊を組んで攻撃できるため、
「日本はどれだけ空母を持っているんだ」
と思ったらしい。

ここで、防御力もある程度はいるかな・・・。

と考えて設計したら時代を変える戦闘機にはならなかった。

素晴らしい製品は引き算の発想でできるんだ。
そして、それが、設計美なのだ。

◇今の工業製品には美しさが無い

今の日本企業の製品には設計美というものが無い。
あれもいる。
これもいる。

の発想で作られている。

ゴテゴテしているのだ。

iphoneを思い出して欲しい。

ジョブズがいた頃のアップル製品は素晴らしかった。

本当に無駄な機能が省かれていた。

あったほうが良いかな・・・
は無くても良い物なんだ。

無くても良い物が全て省かれている。
それが設計美、機能美だ。

引き算の発想は本当に優秀な技術者しか出来ない。