いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

金鉱株、早く落ちて来い

◇金鉱株の株価指標

以前の記事で、金鉱企業の採掘コストをまとめた。
今度は株価指標をまとめる。

企業名予想PER実績PBR
ニューモント・マイニング30.81.8
バリック・ゴールド13.71.8
ハーモニー・ゴールド18.10.4
ゴールド・コープ19.60.8
キンロス・ゴールド25.41.2

ハーモニー・ゴールドはPBR=0.4倍とかなり低迷している。

これは日本の大手地銀並だ。

しかし、最大手のニューモントとバリックはまだ高い。
自分の力で成長できず、単にコモディティ価格と連動している企業だ。
だから、出来るだけ安値で仕込みたい。

大手の株価がPBR=1倍に近づく水準まで待ちたい。

◇何ゆえ金鉱株を狙っているのか

アメリカの量的緩和再開を期待しているからだ。
金融引き締めが行き過ぎると、株式市場が急落し、景気が後退。
リセッションする。

その時にアメリカは何をするか?
金融緩和だ。

しかし、利下げ余地はほとんど無い。
FF金利は1.25%~1.50%だ。
利上げがあと三回進んだとして、2.00%~2.25%だ。

非伝統的な緩和手段に頼るしかないだろう。
量的緩和だ。

量的緩和はお金を大量に刷り、国債を大量に買う手段だ。

これはあからさまな通貨安政策だ。

需要と供給で通貨の価値は決まる。
もし、供給だけを拡大すれば、通貨の価値は下がる。
つまり、ドル安だ。

金はドルで取引されているから、ドル安は金価格の上昇を意味する。

量的緩和で金価格がどこまで引き上げられたのか、見て欲しい。
700ドルから1900ドル。
約2.7倍だ。

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金鉱株は金の上昇にレバレッジをかけたクラスになる。

金価格が2.7倍になれば、金鉱株はそれ以上に上昇する。

それを狙っている。

◇金鉱株レバレッジの仕組み

金価格の変動が、金鉱株の利益にどのように影響するかを説明する。

例えば、採掘コスト$1000/ozの会社があったとしよう。

現在の金価格は約$1250/ozだ。

つまり、$250/ozが利益となる。

ここで、金価格が10%上昇し、$1375となったとしよう。

その時、$375/ozが利益となる。

375/250 = 1.5

10%上昇すると、利益は50%伸びる。

これが金鉱株レバレッジの仕組みで、採掘コストが高い企業ほど高レバレッジになる。

◇金レバレッジ効果を見よ

2016年1月に金価格は$1050/ozをつけて、その後$1375/ozまで上昇した。

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採掘コストが高い、ハーモニー・ゴールドを見てみよう。

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金価格の上昇は30%程度だが、HMYの上昇率は+600%を超える。

20倍のレバレッジがかかってる。

◇変化の無い産業ゆえ再現性が有る

金鉱業界は特に変化の無い産業だ。
イノベーションが多少あるかもしれないが、
利益はその時の金価格に依存する。
需要と供給のサイクルから逃れられない。
だからこそ、再現性が有る。

もうちょっとだ。
もうちょっとで絶好の買い場が来る・・・。