レーザーテック決算が近づいてきた

レーザーテックの決算がいよいよ明日となった。
ASMLのEUV露光機の受注が低調だったことから、7月は下げ基調だった。
2Qの受注が単に弱いだけの一時的な要因だと思う。
しかし、同社に対する期待も相応に高かったため、一旦は調整となったのだろう。
ちなみに私は10500円と9970円で利益確定している

気になるのは来期以降の見通し

ASMLのEUV露光機引き渡し計画によると今年は26台、来年は35台となっている。
EUV露光機一台に対して何台の検査機が必要かはわからないが、レーザーテックの装置引き渡しも同様のペースで増えるだろう。
レーザーテックの傾向から計画を上回ってくるだろうし、来期もそれなりに見通しが示されると思ってる。
今年だけで受注高が前年比で+90%となっているが、この受注高が落ちていないかどうかが最大のポイントだろう。

東洋合成への反応が気になる

レーザーテックはもう売ってしまったので下がっても構わない。
しかし、東洋合成が連れ安されると面倒だ。
東洋合成は感光材メーカーなので、マスク検査機メーカーのレーザーテックとは業績のピークが異なる。
EUVプロセスの普及具合を野球で例えた時、3回裏~4回表くらいに業績成長のピークを迎えるのがレーザーテック。
東洋合成の場合は5回、6回くらいに成長のピークが来ると思われる。
東洋合成を買ってる機関投資家はこのあたりの事を当然理解していると思うが、高値で変な売りがでると嫌な感じだ。
ちなみに私の感覚的に2019年が1回の裏、今は2回の裏くらいだろう。

基本強気で良いはず

と、気になる事をつらつら書いたが、基本的には強気で良いはずだ。
tsmcは過去最高売上、過去最高益。
設備投資額のガイダンスを引き上げている。
半導体メーカーや半導体材料メーカーの決算を見ても良好で、もっとも旬なテーマであるEUV、その中でもコアな企業のレーザーテックと東洋合成の業績が悪いなんて事はあるまい。

今後の状況を考えてもEUVには強気のままで良いだろう。
ファウンダリーでtsmcを追うサムスン電子も、tsmcに勝つにはEUVプロセス量産ライン早期立ち上げがKEYとなることは分かってるはず。
Intelも7nm立ち上げに社運をかけてくるだろう。

そんなわけで、EUVには強気で良いし、EUVに限らず最先端向けの半導体材料は昨今の状況から強気のままで良いと考える。