レーザーテック決算!評価の分かれる決算か!?

レーザーテックが本決算発表

今期実績

売上営業利益経常利益純利益
+48.0%+89.7%+92.9%+82.4%

来期見通し

売上営業利益経常利益純利益
+33.9%+12.9%+12.5%+15.5%

受注高予想

詳細

営業利益率が前期比較で+7.8ptだったが、これは粗利の大きいEUV関連の売り上げが増えたことによるものだろう。
営業利益率は35%に達し、製造業としては異次元の利益率をたたき出している。

一方で受注高が横ばいなのは、半導体各社がコロナ禍の影響で投資計画を後ろ倒しにしているからだろう。
本来は2021年度の前半に受注されるものが、2021年度の後半あるいは2022年度の前半になっている。
ちなみに受注予想の内訳は80%がEUV関連であり、2022年度は2020年度以上の営業利益率をたたき出すと思われる。

レーザーテックはフィディリティ投信からかなり買われてきている。
1年で5倍になるほど買われてきたが、みんな知ってる銘柄となっており、PERだけで見るとかなり割高になっている。
また、本尊ともいうべきフィディリティは4月以降は売ってきており、ポジションを減らそうとしている。
つまり、需給が悪い。

ただ、これは上値で買ってるトレーダーにとって都合が悪い話なだけであって、
安値で買ってる長期のバリュー投資家にとって全く関係のない話だ。

以下がレーザーテックのCFの推移だが、営業CFが爆増しているにも関わらず、投資CFはそれほど増えてない。

FCFが年々爆増しているわけで、企業価値も爆増している事になる。
レーザーテック自身の設備投資と受注の内訳から見るとFCFはもっと増えると予想される。
つまり、長期で見ると買い目線で問題ないと思われる。

まとめ

短期では売りだが、長期で見ると買い

需給が悪いし、半導体メーカーの設備投資のタイミングが後ろ倒しになったことで、2021年度の成長は2020年度に見劣りすることから、短期的には売られると思う。
しかし、受注予想の内訳から2022年度は今期よりも高い営業利益率と莫大なFCFを稼ぎ出すと思われ、そのストーリーは今のところ変わる様子はない事から、長期的な視点に立つと上値はもっとあると思われる。