不動産投資はたぶん向いてない

2020-08-27

株式市場は空前の強気相場が展開されているが、永遠に上がり続ける資産クラスは存在しない。
弱気相場では何をやっても基本的には上手くいかない。
上手な人なら短期でさや抜きできるのだろうが、自分にはとても無理だ。
リタイアできるくらい資産が貯まったとして、弱気相場でどうやって収入を得ようか?
と考えた時、株式市場とは異なる種類の収入が必要だと考えた。

その第一候補が不動産、賃貸経営だと思った。
しかし、調べるうちに性格的に向いていない事が分かってきた。

キチガイの相手をしたくない

一番の理由がこれである。

お金貯めて会社を辞めたい理由は大きく3つ

  • 上層部の衝動によって発生するしょうもない仕事に振り回されたくない。
  • 損切りできないという致命的な経営センスとマネジメントセンスを持つ人々に振り回されたくない。
  • 部下や後輩の面倒なんて見たくない。

文字で書くと非常に自己中心的に聞こえるが、自分だけでクローズする世界にいたいというのが本音だ。

不動産投資は関わる人間が多い

物件の管理は管理会社にお願いするし、リフォームは地元の業者に頼む。
不動産を買うには仲介業者や司法書士とのやり取りも必要となる。
関わる人間がかなり多いのだが、最も厄介なのはキチガイ借主の相手だ。

キチガイよりも今の仕事の方が遥かにマシ

私はキチガイ耐性があまりない。
キチガイとの距離がもっとも近かったのは中学生の時だが、それ以降、キチガイと関わる機会はほとんどない。
今の会社にもこいつはサイコパスだなと思う人もいるが、直接関わらなければ特に問題ない。
海外顧客やサプライヤーとやり取りすることもあるが、サプライヤーの営業や顧客にキチガイはいない。
このメーカーの品質に対する考え方大丈夫なの?とか、凄いどうでも良い細かい事聞いてくるなぁと
思う事もあるが、それは会社の体質だ。

しょうもない事に振り回されたくないと思って始めた事業で、もっと厄介なキチガイに振り回されるなど本末転倒だ。

不平等な世界

情報の非対称性が大きすぎる

不動産は情報の非対称性が大きいし、株式に比べてかなり不透明だ。
株式の場合、非公開な情報に基づいて買い進めようとしても隠し通すのは難しい。
大きな資本を持った機関投資家の場合はなおさらだ。
買い進める行動は必ず出来高と値動きに反映される。
非公開情報を持っていなくても、出来高と値動きで誰かが買い集めているのを察する事は理論的には可能なのだ。

不動産の場合は内輪だけの川上で情報を止められる事がある。
そうすると、輪の外の人間がその物件を買うのは不可能になる。
その物件情報を入手することができないからだ。
そもそもステージに立たせてもらえない。

不動産では初心者が良い物件にありつける事がほとんど無いのに対して、株式は実に平等な世界だ。
東証だけでも3700銘柄が投資対象になるし、米国、香港まで手を広げると、ほぼ無限に近い中から選べると言っても過言ではない。
一億円持ってないとアマゾン株を買ってはいけないなんてルールはない。
実に平等だ。

流動性の低さも難点

大口の投資家が自分の知らない悪い情報を掴んで売り始めても、出来高と値動きに売り抜けが現れる。
大株主が売り逃げる時は特にそうで、各種報告書を提出する必要がある。
悪いタイミングで掴んでしまっても、すぐに逃げる事が可能だ。
不動産投資で質の悪い物件を掴んでしまったらほぼ逃げ道がない。
質の良い物件に自分でするしかないのだが、自分ではどうにもできない事もある。

やっぱり自分は株式一本かな。

本をいくつか読んで、ブログもいくつか読んだ。
自分には不動産投資は向いてない事が分かった。
ボロ物件リフォーム、キチガイへの対応、他社とやり取りなどなど。
こういう面倒なことをむしろ楽しめるような人間でなければ向いてないだろう。

リタイア中の下げ相場への対応

  • 下げ相場への対策は上げ相場でできるだけ稼いで、下げ相場で資産を取り崩しながら生活しても大丈夫なようにする事。
  • 長期下げ相場の中の短期ブルでも稼げるスキルを身に着ける事。

次善策

・長く楽に働けるような対策をしんどくなる前に行っておくこと。(異動、転職)
(体力、気力への負担が少ないなら無理して辞める必要が無い)

株式投資は素晴らしい。

いつ何をどれくらい買うか?売るか?
この要素は全て自分だけで決められる。
他人の都合が入る余地は一切ない。
全て自分だけでクローズできる。
なんて素晴らしいんだろう。