つみたてNISAを導入しようかと思っている。
というのも、
「120万円の非課税枠があるけど、一気に投入しても、大きなリターンが見込める局面じゃなくね?」
というのがその理由だ。
なら、年間40万円、ちょぼちょぼ投資したほうが良いし、
チャンスが来たら、がっつり買った方が良い。
という結論になりそうだ。
非課税枠は確かに大きい方が良い。
しかし、非課税になるためには儲けないといけない。
もう、大きく賭けて儲かる局面じゃない。
株価のバリュエーションはだいぶ高くなってきているし、金利も上昇している。
そして、イールドカーブの完全フラット化も時間の問題だ。
この局面で大きく稼ぐには、株式と負の相関をもつアセットクラスを安値で仕込む必要がある。
それは、金か金鉱株だが、2018年中にチャンスが来るとは限らない。
となれば、機会損失を抑えつつ、やられる時のダメージを軽減するのが良い。
答えは簡単だ。
現金比率を高めつつ、ちょびちょび投資をする。
それには「つみたてNISA」がぴったりだ。
新興国を多めにする。
安いからだ。
個別株はだんだん減らしていき、まずは金融株への乗り換え。
そして、金鉱株の仕込みに備え、ドルキャッシュを多めに持っておきたい。
この景気は持っても、2019年までだろう。
その時に1オンス1000ドル以下で、金を仕込みたい。
できれば900ドル以下。
これはドルではなく、東証で買おうと思う。
わざわざドルで持つ必要が無いからだ。
そして、1オンス=800ドル前後で金鉱株を買う。
ETFはGDXだ。
リーマンショック前後のチャートを見れば、
俺の狙っている事がわかるだろう。
先進国の長期金利を見比べる。
米国:2.4%
ドイツ:0.4%
日本:0.05%
緩和余地が最も大きいのが、米国だ。
つまり、ドルが一番安くなる。
ちなみに緩和余地が最も無いのは円だから、円が最も高くなる。
金はドルで取引されるから、ドル安は金価格の上昇を意味する。
金価格の上昇は金鉱株の上昇を意味する。
ついでに、このタイミングでドル円をショートできれば完璧だ。
ここまでは理解できた。
あとはタイミングだけだ。
それをずーーーーと待つことにし、つみたてNISAでちょぼちょぼ投資を継続する。