いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

RSテクノロジーは更に化ける可能性有

最近は小型株の発掘に注力している。
RSテクノロジーはかなり注目している。

主力事業はウェハー再生事業だ。

使用済みのダミーウェハーをエッチングして、
再び利用できるようにする事業だ。

半導体の製造工程には様々なプロセスが存在する。
買ったばかりの装置にいきなり製品ウェハーを投入するような事はしない。

ダミーウェハと呼ばれるモニタリング用ウェハーでプロセス結果を確認し、
最終的に製品ウェハを流し、ダミーウェハはエッチングレートや成膜レートを測定する。
使用後は様々な成膜や、エッチングが施されている。
そのまま製品として次の工程に使用する事はできない。

まっさらなウェーハをダミーウェーハとして使用するのはもったいない。

再生ウェーハを使用する事で、半導体メーカーはコストダウンを図る事ができる

◇最終製品の半導体より高い成長率

半導体は様々な分野に使われている。
PC、スマホはもちろんの事、自動車もかなりの量の半導体を使っている。

半導体には大きく分けて3種類ある。

ロジック:CPU,GPUなどの演算デバイス
メモリ:DRAM、NANDFLASHなど
アナログ:アナログデジタル変換デバイス

RSテクノロジの主要な取引先はtsmcだ。
tsmcは世界最大のファウンダリであるが、
上の3つの分類に当てはめるとロジックのファウンダリだ。

tsmcの売上成長率vsRSテクノロジの売上成長率

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最終的に出荷されるロジックデバイスよりも
ウェハー再生事業の成長が早い事がわかる

◇モニタリングの重要性が増す

半導体各社はムーアの法則に従い、微細化することで
1枚のウェハーから取れるチップを多くし、利益を上げてきた。
ロジックの微細化は限界に近い状態に来ている。

利益率の更なる向上のためには微細化の推進よりも
歩留まり向上を行う方が効率的だ。

そのため各プロセスにおいてダミーウェハによる
モニタリングが重要になってくる。

何度もモニタリングを行い、プロセス精度を高めた上で
製品ウェハを流す事がより重要になってくるのだ。

RSテクノロジーはこのような潮流に乗る事ができるだろう。

◇銅汚染に強みは○

同社は銅汚染に強みがあると自負している。
2000年頃の話だが、配線が複雑化してきたことで
配線抵抗の熱損失が無視できないレベルになった。

LSIの配線はアルミニウムが用いられていたが、銅が用いられるようになった。
ところが銅はシリコン中に熱拡散するスピードが早い。
銅が拡散したウェーハはトランジスタがまともに動かない。
インテル、tsmcは銅汚染問題にかなり苦しめられた。

現在の配線も銅が用いられているが、
モニタリングで使用されるウェーハが銅に汚染されていたら、
製造装置も銅で汚染される事になり、
銅汚染された装置で処理されたウェーハが次工程の装置を汚染する。

1ヶ月分の生産ウェハーを全て破棄し、
クリーニングで装置を止める大損害になる恐れがある。

銅というのはそれほど厄介な物質なのだが、
同社は銅汚染の除去に強みがあるという事で
ロジック各社にとっては頼りになる会社だろう。

再生事業を行う他の会社もあるが、
RSテクノロジーの業績の伸びの方が速い。

◇まとめ

長期的に半導体需要がもっと増えると考えている人は
RSテクノロジーに是非注目して欲しい。

半導体というとインテル、サムスン電子、TSMC、hynix、マイクロン、TIと言ったファウンダリー
クアルコム、エヌビディアといったファブレスメーカーが思いつく。
また、アプライドマテリアル、ASML、ラムリサーチ、東京エレクトロンといった半導体製造装置メーカーもありだろう

これらの企業でも十分に恩恵を受ける事ができるが、
小型でぶち上げを狙うならRSテクノロジーが良い。

ダミーウェーハという地味な事業だが、地味ゆえに割安で放置される可能性もあり、
長期で爆益狙いなら投資妙味がある。

シリコンサイクルの底でRSテクノロジーにぶち込みたいと思う。