このゲームは住宅需要、工業需要、商業需要に合わせて
土地を開発し、町を育てるゲームだ。
当時は大学生だったが、今の知識なら、
当時の半分くらいの期間で同じ人口を
達成することができるだろう。
それはレバレッジの有無だ。
◇無借金だと遅い
シムシティ4で100万人都市を達成したことがあるが
結局400年かかってしまった。
それは無借金だったからだ。
財政収支は黒字かトントンなので、
開発資金を貯めるのに時間がかかる。
需要はあるが金は無い状態が続く。
その間に古い地区の住人の高齢化が進み、
新しい施設が必要になる。
新規開発資金が奪われ、開発速度を速められない
こういうジレンマに陥っていた。
◇レバレッジは強力
今なら、需要はあるが金は無い状態になった場合、
地方債を発行し、資金を調達するだろう。
その間に開発を進め、需要が無くなるまで開発を行う。
余った資金で需要を促進する施設を乱発し、需要を伸ばす。
そして、また金を借りる
こういう事を行っていただろう。
このゲームは財政赤字が一定の額を超えない限り
ゲームオーバーにはならないし、
人口が増えると公共交通機関の収入で
財政が黒字になるようにできていた。
◇点が線になっていくぞ
ジョブズが講演で点がつながって線になるから
アホになって色々やれ
みたいな事を言っていたが、
レバレッジを理解した結果、
昔よりシムシティを上手くやれる気がしてきた。
・・・もっと有益な事に繋がって欲しい・・・