いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

ジム・クレイマーから似非シーゲル派に警告

ジム・クレイマーの本を読み返している。
2017年にブックオフで1500円で買った本だ。
全米No.1投資指南役というサブタイトルは
如何にも胡散臭い感じがしたが、
読んでみると良書で、読み返す度に学びがある。

ジム・クレイマーが
株式の買い持ちすべし、それが一番儲かるから
という教えに対して、反論している章がある。
そこで、こんな風に書いていた。

この問題に関する第一人者である、ウォートンスクールのジェレミー・シーゲル教授は、
彼の研究の結晶が株式の買い持ちを推奨することだと誤って解釈されていると聞くと、みるみる青ざめた

~略~

もし安定した配当が無ければ、株式投資は負けたも同然なのだ。
シーゲル教授は、「盛りを過ぎた古色蒼然とした企業の株式を買ってそのまま保有していれば、生活保護を受けるための切符を手にしたのと同じだ」と言うに違いない。
そういうわけで、私のラジオ番組では、この安易すぎる買い持ちという教義を、もっともっと大変な「バイ・アンド・ホームワーク」という教義に昇華させたわけだ。


AT&TだからIBMだから大丈夫
タバコは営業利益率が高いから大丈夫

と企業の事を一切調べずに
評価損の拡大を放置している人に聞かせてやりたいものだ。

アメリカ経済を見ると長期金利が急降下しそうな気配はない
むしろ、行き過ぎた金融緩和で極度に低金利方向に傾いたものが、
逆方向に揺り戻すような気配すらある。
米国の名目成長率は6%、長期金利もその水準に近づく可能性はある

VZやKOが上げているのは高配当という側面以外で買う理由があるからだろう。
しかし、配当利回りという理由でしか買えない株は
低金利という化粧を剥がされれば、醜悪なブスになる。

その代表となろうとしているのがAT&Tであり、BTIなのだ。

米国の通信業界の事はよく知らない。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコのラインナップもよく知らない。
でも高配当株は配当再投資で儲かるんだと本気で信じてるなら、
どうぞホールドしてくれ。