いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

図解 EV革命を読んで

エンジンって男の子だよな
という個人的な思いから
EVはあまり興味なかったが、
そうは言ってられないので、勉強してみた。

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EV推進で仕事が
なくなるほうではなく、
増えるほうに属していて
本当に良かった。
というのが正直な感想

これだけだと味気無いので
自分の得意な制御技術と
からめて書いてみる

◇自動車の進化の歴史

自動車の進化の歴史は
内燃機関の進化の歴史だ
内燃機関が進化を
強いられた理由は排ガス規制だ。

例)
CVCCエンジン(マスキー法を最初にクリアしたエンジン)
HV(CO2削減)
スカイアクティブ-D(クリーンディーゼル)

自動車の制御技術は
排ガスを出さずに燃料を
綺麗に燃やすかに集約
している
トランスミッションも、
エンジンの一番おいしいところを
常に使うためのシステムだ。

自動車の制御=有害物質をなるべく出さずに内燃機関の性能を引き出す

制御に限らず、
自動車メーカーのノウハウは
内燃機関と深く絡みついている。
車体などのハード設計も
振動を抑制したり、
エンジンの熱が逃げるように、
冷えやすいようになど。

車にとってエンジンというのはそれほど大事なパーツなのだ

◇モーターの制御はものすごく簡単

自動車の制御にはマイコンが
使われている。
内燃機関は複雑で精密なシステム
であるため、高度な技術が必要だろう。

それとは対照的で、
モーターの制御は超簡単だ。
EVのモーター制御に求められる事は
アクセル開度に応じた出力を実現する事
だろう。
モーターの制御ではPWM制御がよく用いられる
DUTY比を調整することでモーターの出力を制御する。

50%出力
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25%出力
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この制御の実現にはソフトウェアすら不要だ。
アクセル開度に対応した
アナログ電気信号を出力する
センサーがあれば、オペアンプを用いた
簡単な電気回路で実現できる
まぁ、面倒だからFPGAとかマイコン使うけどさ。
(DCファンモーターの制御を仕事で
やった事がある。
PWM制御自体は本当に超簡単。
急加速したいなど、
利便性を上げるならソフトもいるが、
PID制御とフィードフォーワードで実現可能)

EVの技術的な課題は
バッテリー容量だけで、
ただ動かすだけなら
ソフトウェアすら恐らく不要
だ。

◇ボトルネックはインフラ整備

EV時代の幕開けのボトルネックはインフラ整備かもしれない。
今までガソリンで走っていた車が電気で走るようになる。
新興国は電力不足が深刻でインドなんかも電気が足りない。
日本だって電力会社の余力が十分かと言われるとそうではない。

電力不足というのがEV普及のボトルネックになりそうだ。

FIT制度とかいうアホらしい制度が
やっと終わってくれるので、
個人投資家の野立て太陽光とか
アホらしい設備ではなく、
コストメリットがしっかり出る
メガソーラー発電や洋上風力発電が
増えていくだろう。

個人的には核融合発電が
究極だと思っていたが、
核融合発電は技術的な難易度が高く、
完成するよりも先に
自然エネルギー発電が
行き渡ってしまいそうだ。
まぁ、風車や太陽光パネルは
コモディティ化してるので
あんまり儲かりそうではないが。

◇自動車メーカー以外にはビックチャンス

自動車メーカーのコア技術が陳腐化する事で、
モーター、バッテリーのサプライヤーの方が
立場は強くなるだろう

トヨタが言い値で買わないなら、
VW、テスラ、BYDに売りつければ良いだけだ。

大量生産できるラインさえあれば、
自動車メーカー以外の会社でも
EVを作れるんだから、
トヨタの言い値を真に受ける必要性が無い

また、自動運転を実現するために
各種センサーやインターフェイスICの
搭載量が増えるだろう。
半導体メーカー、電子部品メーカーにとっては追い風だ。
自動運転のプラットフォーマーになれれば、MicroSoftと同じような企業になる事も可能だろう。

EV時代はどうやって自動車メーカーからぼったくるかという時代だ。
今まで下請けを散々絞ってきた
自動車メーカーが逆に絞られる日が来る
という事だ。
何とも皮肉なものだ