いい男の株式投資やらないか

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最強グロース株MonotaRO分析 東証のウルトラマンタロウだ!

MonotaROが100倍株なのは知っていたが、
よく調べてみるととんでもない業績成長。
ウルトラグロース株
ウルトラマンタロウとでも言うべきか・・・

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企業概況

株価

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MonotaRO株価 2006-2019
世界金融危機底値から約170倍

事業内容

工場用間接資材の通販

売上成長率

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MonotaRO売上成長率 2006-2019

営業利益成長率

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MonotaRO営業利益成長率 2006-2019

営業利益率

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MonotaRO営業利益率 2006-2019

営業CFマージン

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MonotaRO営業CFマージン 2006-2019

ROE

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MonotaRO ROE

株価の動きとイベント

成長株は市場全体より早く底打ちする

IPO後は下落傾向
世界金融危機の真っ只中
底打ちはマーケット全体よりもかなり早い2018年1月

2009年はリーマンショックの煽りを受け、増収こそ達成したものの減益。
2010年に利益が成長軌道に戻る。
2011年1Q決算(1/29)から動意づいて高値を更新するが、東日本大震災で急落。
その後、2011年2Q決算(4/28)から再び動意づく。

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MonotaRO 株価 2007-2012

復興需要により営業利益が+78%
この時点で予想PERは35倍。

震災を機に新規顧客を大幅に増やしている。
そして、新規顧客をリピータにすべく、
ユーザー利便性を向上させている。

MonotaROは震災という逆境をチャンスに変えたのだ。

2011年、2012年にそれぞれ1回ずつ上方修正。

2013年5月に分割天井。
この時点で2011年4月決算から約12倍。
予想PERは84倍。
2011年4月は35倍だった。
株価は12倍、予想PERは2.5倍。
売るならここだろう。

真の成長株は止まらない

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MonotaRO 株価 2012-2016

ベネワン、コシダカホールディングスの例のように、
株価の天井というのは誰にも分からない。
全部売ったところでMonotaRO以上の株を見つけられるかというとそうではない。

2013年は調整。
増収増益は続いているものの、株価が先行しすぎている。
2013年に下方修正、利益成長率が30%から10%程度に減少。
2014年は利益成長20%程度。
この期間も調整中だ。

再び高値を取るのは2015年1月29日の決算後。
売上成長率 +25% 利益成長率+38%と力強い予想

2016年はチャイナショックの影響を受けて軟調な値動き。
2018年5月に再び高値更新

株式分割で天井をつけて今に至る。

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MonotaRO 株価 2014-2019

2013年の高値から約3倍の位置。
2011年5月の取得単価ベースで配当利回り22.3%とお化け配当株になっている。

参考 株価と予想PERと予想PSR推移

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感想

物事の変化を見極めるのが上手い

MonotaROの決算資料を追っていくと物事の変化を見極めるのが非常に上手いと感じた。

創業者は瀬戸欣哉氏
商社の鉄鋼部門出身で1990年代に米国でMBAを取得する過程で創業当時のアマゾンに出会う。
ECサービスを商社ビジネスに応用できないかを考えていたらしい。
その後、2000年にMonotaROの前身である住友グレンジャー社を設立。

当時の工場用間接資材の問題点を認識している。
購入ロットの違いで価格が異なる非効率・不合理な仕組み
中小製造業はこの不合理に苦しめられていただろう。
これをネットによって解決できると考えた
業績を見てもらえば分かるとおり、解決している。

逆境をチャンスに変える上手さ

上場以来、2回の逆境がある。
リーマンショックと東日本大震災だ。
これらを見事にチャンスに変えている。

リーマンショックで不景気になったため、低コストを武器にして新規顧客を開拓している。
必要なものは買わないといけないが、お金が無い。
低コスト提供は強い武器だろう。

震災もチャンスに変えている。
工場用資材よりも復興資材の需要が旺盛になった。
だから、復興資材にかなり力を入れている。
そして、仙台に物流エンターを建造
している。
仙台から物を送れば、東北向け商品は短納期が実現可能だ。
震災の影響を受けにくい輸入商品もこの時期に拡大している。
また、震災で新規顧客を積極的に開拓し、リピータにしている。

逆境をチャンスに変え、成長の原動力にしている

先進技術もよく理解している

2009年からクラウドコンピューティングの可能性に気付いている
ECサービスで蓄積した膨大なデータを管理する
そして、解析してマーケティングに活かす。

ビックデータ解析と声高に言われだしたのはつい最近のことだ。
MonotaROは2009年の時点でこれらを行っているのだ
物凄い先見性だ。

他にもモバイルへの対応は2008年ごろから力を入れているし、
2011年頃からタブレットやスマートフォンへの対応に力を入れている。

とにかく行動が早い。
そして、見通しが正しい

ユーザーのニーズを掴むのが上手く、
行動がこんなにも早ければ、
業績が付いて来ない訳が無い

株価が100倍も当然の結果だろう。

正統派グロース株

株価指標的な面で考察したい。
ベネワンやコシダカはPERが極めて低い時期があった。
しかし、モノタロウはPERが高い

2008~2009年ごろはPER一桁時代も会ったが、
三角保ち合いを上に抜けた時点で予想PER35倍。
そこからは予想PER120倍になっている時もある。

確かにPER100倍を正当化できるほどの業績内容がある。
売上20%成長は当たり前。
利益は景気が落ちれば10%成長になるが、基本的には20~40%成長だ。
しかも10年続けている。

ウルトラグロース株
ウルトラモノタロウ・・・

バリュー系大化け株との共通点

低いPSRと高いROEだ。
高いROEというのが味噌。
増収、増益でBPSが伸びれば、増えたBPSがEPSに変換される。
利益が次の利益のための投資に使われ、新しい利益を生む。
好循環が続いている。

3パターンの共通点。

・経済が死んでいる時でも増収
・高いROEを維持
・低いPSR
・売上、利益ともに二桁増益になった時、高値を取って化けていく

市場が軟調な時、増収基調で高いROEを示す株は目立つはずだ。
だから資金が集まって、一気に化ける。
10倍株、100倍株の捕まえ方かもしれない。