いい男の株式投資やらないか

平成生まれのいい男が株式投資を実践するブログ

役職で報いるをいい加減に止めたほうが良い

日本の組織は鎌倉時代の仕組みを
踏襲し続けているのではないかとふと思った

役職は御恩ではない

エンジニアとして大きな成果を収めた人
そういう人はたいていマネージャーに向いてない。
わからない人の気持ちがわからない。
担当の努力不足で全て片付ける傾向にある。
でも大半の人間は普通に人だから、
上のような人間をマネージャーにすると
ほとんどの人間がついていけなくなる。
だから、上のような人はエンジニアの道を進み続けるべきだ。
組織のマネジメントよりも、技術的な判断を要所要所でしたり、
技術的に難易度の高い案件のメイン担当になるべきだ。

このようになっていないのは、
マネージャーの給与>エンジニアの給与。
若い時の成果は役職で払う
というシステムになっているから
だ。

鎌倉時代のようだ。
功を挙げた武士には土地という恩賞を与える。
功績をあげた社員には役職を与える。

働き方よりも構造改革

役職は御恩で与えられるものではなく、
その役職が必要だからあるのであり、
役職を務める能力をもった人間が配置されるべき
なのだ。

真の競争社会であるプロスポーツの世界を見てみよう。

読売ジャイアンツで言えば、
チームへの貢献度はショート坂本、エース菅野が最も高い。
実際の給与もこの二人が最も高い。
マネージャーである原監督の給与は坂本より少ない。
原監督の代わりはいても、ショート坂本、エース菅野の
代わりはいないのだから、これは当たり前なのだ。

監督もプロだから
「打順の組み方は合っているし、
戦術も完璧なのに、選手の工夫が足りないから、
点が入らないなんて言えない。」
などは言わない。
私は無能ですと言ってるようなものだ。

もし言ってしまえば、ファンは激怒し生卵をバスに投げつけるだろう。
スポーツ新聞の一面で
「〇〇監督が選手批判!
数々の謎采配!
さっさと首にすべき」と書かれる。
契約も途中で打ち切れらる。

プロの監督とは本来こうあるべきなのだ。

ところが、日本の大企業は異なる。
マネージャーという役職は御恩としてもらえるものであるから、プロ意識など全くない
「マネジメントは完璧なのに、上手くいかない
部下の頑張りが足りないからだ、俺の時は~」
などと平気で言える。

そして給与体系は読売ジャイアンツで例えると以下のようになっている。
原監督に7億、阿部に4億、坂本に2億、菅野に2億、岡本に3000万円。
給料低い代わりに将来の監督手形、コーチ手形があるからと納得させる。
ちなみにFAで移籍すれば、コーチ手形はなくなる。
こんなチームに入団したい選手はいないだろう。

やるべきはプロスポーツの世界のように
能力の高い社員の給与を高く設定して、
貢献に対しては役職手形ではなく賞与を与える。
マネージャーはマネージャーとして雇う。
こういった当たり前のことだ。

生産性を上げるには構造を変えないといけない。
システム、構造を変えなければ勝てない。

鎌倉時代の再現

御恩と奉公システムを採用した弊害が大企業を中心に出ている。
windows2000と呼ばれる窓際族を意味のない役職につけ、
役職手当を払わないといけなくなっている。
最近では手当を払う原資もなくなってきている。
そして、優秀な人が抜けていき、生産性がさらに低下する負のループに陥っている。

鎌倉幕府の再現を21世紀でやっているのだろうか?
元寇は防衛戦争であったため、恩賞である土地を獲得できず、奉公に報いる事ができなかった。
結果として優秀な人間が幕府に背を向け、鎌倉幕府は倒れた。

末期の鎌倉幕府に討幕勢力を抑える力は無かったように
古い体質の日本企業も21世紀の足利尊氏を抑える力はなくなりつつある。
日本株に投資する身としては、足利尊氏のような企業を見つけ、投資したいものだ。