未練たらしく買い損ねた銘柄を見つめてしまう

2020-07-23

未練たらしい男は嫌われる!?

現在のポジションは某AWS銘柄が一つだけ。
値嵩株なので、口座資金の60%がこいつだ。(口座資金は全金融資産の20%程度)
もうひとつIPOしたばかりのWAF(Web Application FireWall)銘柄を買おうと思ったが見逃してしまった。
こいつも値嵩株なので、2銘柄で買い付け余力ゼロ状態になってしまう。
だから躊躇したわけだが、調べれば調べるほど将来性の高い銘柄だと思って、初恋の人をいつまでも忘れないのと同じで何回も何回も見てしまう。
軽く調べただけで

  • 売上成長率:+100%程度
  • 投資CFがほとんどなし
    • つまり営業CFの伸び=FCFの伸び
  • CCCがマイナス(先にお金が入る)
  • サブスクリプション型のストックビジネス
  • 今熱いテーマ(セキュリティ関連、AI関連)
  • ROIC30%越え 

SaaSとしては完璧に近い特性を持っていた。
面白いのがセキュリティソフトにAIを用いている事。
セキュリティソフトは完全にイタチごっこだと思っていたが、イタチごっこをAIにさせるというのは非常にうまい手法で独創的でとても面白いと思った。
財務の数字が単純に良いだけではなく、成長市場にいて、製品自体に魅力がある。
今の表面上の高さなんて成長率を加味すれば普通に安いだろう。
もうちょっと揉んでこの水準を超えたら買おうと思った次の日に20%近く上がり新高値更新。
新高値で買おうと思ったけど、IPOから10日も経ってないしなぁと躊躇する。
するとまた15%くらい上がる。
この水準のところに逆指値注文をあらかじめ出しておかないのかと小一時間くらい自分を責めてしまう。
責めたところで時間は帰ってこないし無駄なんだけど、未練たらしい性格は株に向いてないんだな。 

買い逃しは痛いが焦って失敗しない

この1週間でファンダ&テクニカルで買えた銘柄は今持っているAWS銘柄と神戸物産とこのセキュリティ銘柄だっただけに非常にもったいない。
買っておけば、損切の逆指値も値幅制限で無効になって、いつまでも上がってくれよと祈るだけだったと思うと、この機会損失は死ぬほど痛い。
今までの失敗パターンとして買いたい銘柄を見逃した後の感情の揺らぎが原因買いたい気持ちが抑えられず、他の銘柄のチャートを恣意的に解釈してしまってブレイクアウトで買う→結局損切。
本当に買いたい銘柄は1か月で+50%というパターンだったので今は絶対に追加で買わない。
某AWS銘柄の貸株金利6%おいしいですと慰めながら、買い機会がまたこないかウォッチしておくことにする。
3か月後くらいならチャート的に整うかなぁ。
という銘柄は別にリストアップしていて、それらの調査もある程度している。
競合とされる会社と比較して数字の違いも把握しているし、数字の違いがビジネスモデルの違いによるものと理解している。
IPOされたばかりの銘柄で面白そうな銘柄もある。
新しくポジションを取る機会もしばらく来ないし、ウォッチリストが更新される機会もしばらくない。 こういう時こそ自分の取引の反省と過去の大化け銘柄の研究をやるべきなんだと言い聞かせて逃した銘柄を何度もYahoo!Financeで見るのは止めよう。 

全体市場は見る意味なし(今は)

全体市場を見渡すと回復ラリーの真っ最中。
過去にやった失敗として、回復ラリー中に逆行安で押していた銘柄を移動平均線上で押し目買いする事。
こういう銘柄は全体急落中にも上げていた銘柄。
独歩高していたんだから回復ラリーでも上がるよね?で買うと失敗する。
市場の関心は別に移っていてしばらく調整するのは免れない。
3月の急落がGDP:-20~30%を織り込んだのかはさっぱりわからない。
そういうことを真剣に考えて2018年は空売りが上手くいった。それが余計な成功体験になって2019年は大きな失敗になってしまった。
シクリカルベアとセキュラーベアを判別するのは困難だ。
ベアだと思って空売りするのは間違いで、おいしい取引ではない。
以前、オフ会で下落相場で空売りすれば良いんでしょと言う奴は株やったことない奴と教えてもらったが、その意味が良く分かった。
このボラリティを取れるのは百戦錬磨のデイトレーダ、短期スイングトレーダーのみ。
自分はどちらでもない。
相場観に従って空売りするとたいていは踏みあげられる。
市場の下げを取る最も良い手法は天井圏のユーフォリアでボラティリティが低くなってる時のプット買いのみ。
それ以外の手法はリスク、リターン、確率のバランスが良くない。
今はVI高くてオプションのうま味は無い。
ボラが大きすぎて、値動きに意味があるのかを考えるのも無駄。
だから全体を見る意味が今はほとんど無い。  

今こそ徹底したボトムアップアプローチ

トップダウンアプローチは小難しい事言ってて格好よく感じる。
が、今やるべき事ではないし、相場観の勝負なんて、占い信じる信じないと大差ない。
やるべき事はボトムアップアプローチで良さそうな株を探すこと。
探してあるなら過去の大化け株研究で自分の引き出しを増やすこと過去の取引き研究で自分の弱点を失くすこと。
最後に大事なのは今持っている銘柄はとても強い需要があるのかということ。
皆が欲しがっている銘柄なら押し目買いがわんさか湧いて結局押さない。
個別株の売り判断は個別の事情で動く。
特に先導株は全体との相関が小さいので売り判断を全体に求めてもあまり意味はない。
全体急落の前にたいていは先導株に前兆がある。
特に自分が買ってるのは新興の成長株は前触れとして売られやすい。

まとめ

  • 未練がましく上がった株を追いかけないこと
  • ボトムアップアプローチで良さそうな株を探すこと
  • 過去の大化け株研究で自分の引き出しを増やすこと
  • 過去の取引研究で自分の弱点を失くすこと 

2020/4/9の相場状況

  • 日経平均 : -0.04%
  • ジャスダック平均: +0.99%
  • マザーズ: +3.77%